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エアコン(冷房)

エアコン冷房

節電のポイント

家電消費電力量割合グラフ

エアコンは家電の中で最も消費電力が大きく、家庭の消費電力全体の4分の1もの電力を消費します。エアコンの使用方法を工夫するだけでも節電効果は大きくUPします。

フィルターをおそうじする

フィルターやエアコン内部がホコリや汚れで目詰まりしていると、ちょうどドライヤーの後ろを手で押さえたのと同じように、負担が掛かって電気効率がダウンしてしまいます。月に1回か2回かはおそうじをしましょう。

フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合の比較

フィルターのおそうじ方法

フィルターのおそうじ方法

①エアコンの前面パネルを開いて、掃除機でフィルター表面にたまったホコリを取り除きます。フィルターを取り外す前に掃除機をかければ、外した衝撃で下に落ちるホコリを極力少なく出来ます。

②フィルターを取り外して、フィルターの裏側からシャワーで水洗いし、ホコリを取り除きます。
※フィルターの取り外し方は取扱説明書をご参照ください。

③フィルターを陰干しして乾かしたら、再びフィルターをエアコンにセットします。

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室外機の周りに物を置かない

室外機は空気を暖めたり冷やしたりするエアコンの心臓部です。周りに物を置いていたり、内部にゴミがたまって風通しが悪いと、室外機が熱交換のために排気した高温の熱風を室外機が再度吸い込んでしまうので、その分ムダに電力がかかります。室外機の周りをキレイにして風通しをよくしましょう。

室外機の周りに物を置かない

室外機の直射日光を避けましょう

エアコンは室内機と室外機で熱を交換して室内を冷やします。室外機付近の温度が高くなると、熱を捨てる効率が低下して消費電力が余計にかかるようになります。室外機の上に日除けを作ったり、すだれをたてかけるなどして日陰を作ってあげましょう。ただし、室外機をカバーで覆ったり、周囲に障害物を置いたりすると、放熱が十分できなくなってしまうので、吹き出し口をふさいでしまわないようにしましょう。

冷房は28℃がめやす

エアコンの設定温度は「冬は低めに、夏は高めに」が、省エネのポイント。設定温度を1℃変えることで、消費電力を最大10%程度削減することができます。冷やしすぎは身体にも毒。なるべく涼しい服装にして、冷房の設定温度は28℃をめやすに。1日1時間、使用時間を減らすだけでも大きな省エネ効果があります。

冷房は28℃がめやす

温度は下げずに、扇風機で体感温度を下げましょう

同じ温度設定でも、風が直接あたる場合とあたらない場合とでは、風があたった方が体感温度は2℃ほど低く感じます。エアコンの設定温度を上げ、扇風機などで風を作って体感温度を下げましょう。扇風機がない場合でも、温度は下げずにエアコンの風量を強くするだけでも消費電気が少なくなるのでお薦めです。

風向きの調節をしましょう

冷たい空気は上から下に流れていきます。冷房中はエアコンの吹き出し口を上向きになるように風向きを調節すると、部屋全体に空気が流れます。扇風機を併用して、床にたまりがちな冷気を循環させるとより効果的です。

こまめなスイッチのオン&オフは逆効果に

エアコンは、起動時にすばやく冷やそうとして電力を使います。そのため、エアコンのオン、オフを繰り返して温度設定をすると、そのぶん電力がかかってしまうことに。エアコンを連続的に使う時は、自分で調節せずに温度調節機能を使いましょう。一度、お部屋が設定温度になれば、室温を維持する電力のみですむため、起動時のように急激な電力を消費せず節電になります。 旅行などでエアコンを長期間使わない時は、コンセントから電源プラグを抜いて、待機電力を抑えましょう。

※エアコンの機種によっては室外機の中の潤滑油を温める為のヒーターが入っていて、使用する30分前にコンセントを入れる必要がある機種もあります。取り扱い説明書を参照して下さい。

タイマーを活用しましょう

おやすみの時やお出かけの時に、タイマーを使って必要な時間だけ運転するようにしましょう。就寝中の冷やし過ぎによる、体調の悪化防止としても過度な冷房は避けるのがベストです。

運転時間を出来るだけ短く

冷房を1日1時間短縮した場合、冷房で約410円の節約になります。(出典:財団法人省エネルギーセンター) 室温は急に変化しないので、お出かけやおやすみ前の15分前くらいにはスイッチオフしましょう。

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